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執筆者の写真林院長

いじめ


8月末の夏休みの終わり頃、子供の自殺数はピークを迎える。多くはいじめが原因だったりする。『みにくいアヒルの子』というイソップ童話がある。実は白鳥の子が混じっていたがためにまわりのアヒルの子から見れば風貌が異なるためいじめに遭ってしまう話である。人の社会でも同じで周りから風貌や性格が周りと比べて異質であれば、いじめの対象になる。私も小学低学年の頃、痩せっぽちで内気な性格であったため、クラスのガキ大将からいじめられたことがある。雑巾で顔をふかされて泣いて帰ったこともあった。孫のいじめを知った祖父は学生ボクシングの判定をする仕事をしていたこともあり、私にボクシンググローブとパンチングボールを買ってくれた。ボクシングでどうのこうのということではなかったが、ボクシングを通じていじめに屈しない自信がついた。いじめは1人で抱えずに誰かに相談するべきだ。きっと誰かが味方になってくれる。みにくいアヒルの子のようにいつか白鳥となって見返す日は必ず訪れるであろう。自ら命を絶つことほど悲しいことはない。

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