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執筆者の写真林院長

ペタジーニ


 日本人野球選手がメジャーリーグへ挑戦するようになってからだろうか。日本のスター選手がメジャーリーグへ流出するようになり、日本のプロ野球人気は以前に比べて少し陰りを感じる。私が小学生の頃、スポーツと言ったら野球というくらい野球人気は健在であった。しかしながら、当時の日本プロ野球はメジャーとの実力差は歴然で、日米野球はいつもワンサイドゲームで今のように1、2点差で勝敗を分ける好ゲームを期待するものではなかった。したがって、当時はメジャーで活躍出来なかった助っ人外国人でさえその存在感は顕著であった。ファミコンの燃えろ!プロ野球で阪急のブーマーはバントでホームランするくらい助っ人外国人の桁違いの強さが現れていた。

 助っ人外国人と言えば、成績もさることながら私生活で友人の母親と結婚していたヤクルトのペタジーニが印象深い。思春期真っ只中であった私にとって25歳も年が離れた女性、ましてや友人の母親となぜ結婚したのか理解に苦しんだ。年の差と言えば、知人が18年連れ添ってきた雌猫に新しく迎え入れた5カ月の雄猫がちょっかいを出して困っていると言う。おばあちゃんと少年?!察するにペタジーニ以上の年の差と思われるが、やはり愛に年齢は関係ないのだろうか。

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