top of page
執筆者の写真林院長

ニキビの原因


 ニキビの原因は皮脂分泌が盛んになり、毛穴が皮脂の汚れや剥がれにくくなった角質がつまることで、毛穴の中で増殖したアクネ菌などが炎症を起こすことで生じる。炎症が毛包に波及し、組織が破壊されると瘢痕を残すことがある。  思春期はホルモンバランスの変化に伴い、皮脂分泌が盛んになる為、ニキビが繰り返しやすい。一方、大人ニキビは主にストレス・睡眠不足、偏食などといった不規則なライフスタイルに起因する。女性の場合、生理前になると男性ホルモンが優位になる為、周期に合わせてニキビなどといった肌荒れを来しやすい。  食事に関しては、低GI食、魚、野菜がよく、チョコレート、ミルクが悪いなどの多くの報告があるが、ニキビに対する食事療法は医学的に根拠があるものは今のところない。どの病気にも言えることだが、極端な偏食を避け、バランスの良い食事を摂ることが大切と思われる。  不規則な生活習慣により生じるニキビは、肌のバリア機能の低下や免疫低下をももたらす為、悪化しやすい傾向にある。ニキビ痕を残さない為にも早め早めの治療が大切ではあるが、ニキビ治療に際してライフスタイルを見直すことで丈夫な肌づくり、そして、ニキビを繰り返さないことも重要と言える。

閲覧数:81回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page