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執筆者の写真林院長

静電気

パチッ、『痛っ。』静電気である。 日課である診療所のオーディオの電源を入れる際に、指先でスイッチに触れると静電気が生じる。痛みもさることながら、日々のルーティンワークゆえに予想される静電気への恐怖も侮れない。幼少期の友人のイタズラで、『ガム食べる?』と板ガムを差し出され、板ガムを引き抜くとパチッ、『痛っ。』板ガムに仕掛けられたバネに指を挟まれたのだ。 実はこのおもちゃ不意を突かれるよりもこの痛みを知っていて板ガムを引き抜く恐怖のほうが侮れない。私がさいまれる静電気はまさにこれである。 我々も然り身の回りのものは帯電している。帯電列といってものによってはプラスに帯電したり、マイナスに帯電していたりする。因みに人はプラスに帯電しがちである。プラスとマイナスに帯電した間に生じる不均衡により発生した過剰電荷が静電気である。フィルムを剥がす際に生じる剥離帯電、下敷きで擦って頭の毛が逆立つ摩擦帯電や冬場にものに触れて生じる接触帯電がある。 静電気を発生させない為には保湿をして乾燥を防いだり、壁や木製の家具に触れて放電を促したり、服の素材に気をつけたり、洗濯に柔軟剤を使用したりして静電気の発生を抑える。



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